まず、第1部の勉強会の講師とテーマにつきましては、『その時どう動く〜父 相田みつをを語る』と題しまして、相田みつを美術館館長でいらっしゃいます、相田一人先生にご講演頂きました。日本人なら誰もが知る書家で詩人の相田みつをさんは、多くの方に希望と影響を与えた巨人です。しかしその壮絶な背景やストーリー、作品を生み出す困難さ、そしてその作品に込められた想いについてはあまり良く知られていません。今回は、22年前に他界された後、氏の作品の研究と講演を続けて来られた、長男であり研究と保存の第一人者でいらっしゃいます、相田一人先生が、氏の作品づくりの実態やまだ著名でなかった頃の売り込みのエピソードなど、普段では聞けないようなストーリーを話していただき、大変為になったのではないかと思います。
講演に先立ち、16:00頃からメンバーは順次来場し広い館内を鑑賞、その後17:00に閉館した後に館内のセミナールームで講演をいただいくという贅沢なしつらえでした。また終了後はすわざわざショップをお開け下さいまして、書の作品等を購入させていただく事ができました。
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